top of page
20250127_135715.jpg
白昼の讃美歌
ただ時間が過ぎる

ただ時間が過ぎる
三角コーナーに蛆虫が湧いてる

食べ残したご飯とビールの空き缶に
​蠅がいつも通り 集る集る集る

​「まぁ、そのうちいつか」
「時間が経てば何とか」
そう言い聞かせ一年
嗚咽をベッドに埋める

​愛想尽かされたのは他人ではなく自分に
馴れ馴れしい焦燥が花火みたく散った


殺したくなる程綺麗な夏空に
殺されそうになった黒い長袖

​山肌と田んぼがソーラーパネルを着てる
お揃いの色だね と 笑う笑う笑う

コンビニ 帰り道 横断歩道で轢かれたいなと
夢と現実の狭間で散歩する

​雨樋から溢れる光の雨に夏が溺れる
とうの昔に私は死んでいた
白い病室の隅っこで、誰も来ないまま深く眠って
この声も歌も透明だ
​ギターもこの身体も透明だ
ここには何もない 私が見る最後の幻
オレンジの日々は日記の中
家族の顔すら思い出せない
​子守唄が聴こえてる
作詞・作曲 白ペン
bottom of page