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![DSC_0236[1].JPG](https://static.wixstatic.com/media/7ed54d_6cadf47247b44916bf0a6bcd2ee921da~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_735,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/7ed54d_6cadf47247b44916bf0a6bcd2ee921da~mv2.jpg)
草蛍
「星が綺麗」と聞いたから 海を覗いてみる
月明り 目を細めたら涙が飛び降りて 声を剥がして泣いた
どうしてだろうか この世の全ての色彩が動脈を引き千切って
この部屋はもう 僕の死体で足の踏み場もないんだ
陽が回る 春が死んで 夏草は空高く
それだけで それだけで 泣いてるんだ 泣いてるんだ
「雪が綺麗」と聞いたから 瞼を下ろしてみる
音もなく歪んだ線路と心に涙が飛び降りて ケロイドに錆びが映える
どうしてだろうか 未だにあなたの笑顔が憎くて仕方がないの
悴んだのは心温度だけ また息が散るような季節だ
雪が滑る 足が止まる 月化粧で死んだみたいだ
僕らの影 重ねた夜も 酷くないか 酷くないか
どんな言葉も 音もメロディーも季節も光も命も色褪せないはずだろ
なのにこうも空しいのは こうも悲しいのは
君はこれを「美しさ」というんだろうか
目を擦る 微睡みたいな
やりきれなくて泣いてたんだな
優しさ一つ持てなくとも 光れずとも 飛べずとも鳴いた
陽が回る 夏が降る 枯草も指を伸ばした
星の向こうへ 星の向こうへ
腐れたる僕は蛍の夢を見る
こんな夜が秋を焦がした 通りでこんな酷い夜風だ
生きていたいよ 生きていたいよ
明けきれない愛すべき夜と 夢よりも満ちた朝日を
この命が暮れるまで
作詞・作曲 白ペン
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